相変わらずの不調と新ケージの検討
色々書いたけど、タミちゃんの消化器官はまだあんまりよくならない。
注射→ちょっとよくなる→3週間くらいで戻ってくる→また注射、
の繰り返しではやっぱり根本的な解決にならないから、サードオピニオンをもらうことにした。
10月から東京に住むことになったので、さっそく引越しの日に、某有名獣医さんに予約をいれた。
期待しすぎてはいけないけど、期待してしまう。
どうにか良くなってくれますように。
そして、引越しに伴って、別の問題が発覚した。
タミちゃんのケージが大きすぎる。
いや、発覚というか、わかってはいたんだけど、
新しい家での置き場を考えてみたら想像以上に困る。
しかも飼主はこの後も引っ越す可能性があるので、そうすると、このケージを連れ歩くのはなかなか厳しいかもしれない。
そんなわけで、きなとさんでひとまわり小さいケージに買い替えてしまおうかと検討中。
今の二階建てケージは掃除楽で気に入っているので、できればこの形のまま小さい物にしたい。
とにかく大きいのに住ませたい!と勢いで決めてしまった故にこんなことになるとは…。
逆にタミちゃんに申し訳ないことをしてしまったかもしれない。。
まぁとりあえずは今のケージをどーんと置いておいて、タミちゃんが新しい家に慣れて、できればお腹も良くなった頃に、新ケージを贈呈したいと予定しているところ。
「新しい病院には行かない」と強い意思を表明するタミちゃん。
でもそういうわけにはいかない。
まさかの食べ過ぎ疑惑
またまた久しぶりの更新となってしまった。
タミちゃんは、2週間くらい前にうんちの調子がまた悪くなってもう1回注射されて・・・というルーティーンを繰り返したところ。
それで、急に思いついて、タミちゃんのごはんを減らしてみた。
タミちゃんは相変わらずすごい量食べていて、1晩で6センチくらいの丸皿にこんもり1杯くらいは食べるので、まあよく食べる分にはいっか、と思っていたのだけれど、
お腹の弱い飼主彼が、
「壊れたお腹を直す一番良い方法は2食くらい抜くこと」と言っていたのを聞いて、なんだかちょっとはっとしまして。
でも絶食させるわけにもいかないので、ごはんを2分の1くらいにして、2、3日に1回くらいその上にチューブダイエットをふりかけておいた。
続けること10日間。
なんとうんちが劇的に改善。
まだ黒っぽい所はあるけれど、ゼリー状でくさーい感じだったのが、普通のうんちになった。
それから、吐きもしない。
試しに昨日、ワームを与えてみたけれど(ワームを与えるとここ4か月くらいはかなりの確率で吐いている)、吐かない。
これはもしや・・・
タミちゃんは食べ過ぎて胃腸をぶっこわしていたのか・・・?
まさかそんなことある?
でも少なくとも、食べ過ぎが治るのを遅くする要因ではあった気がしている。
ちなみに、下痢も嘔吐もないし、チューブダイエットもたまにもらえるしで、体重はむしろ増加しており、現在562g。
でっかいタミちゃんは相変わらずころころしててかわいい。
お腹をなで回されて「むふぅー」なタミちゃん。
だらしなタミちゃん
だいたいみんな寝ている時はかわいかったりするけど、タミちゃんの寝顔・寝姿にはやや問題がある。
半目開いちゃってたり、
険しい顔で足上げちゃってたり、
潰れちゃってたり。
この間は半目どころか白目むいて寝ていて、本気で不細工だったもんだから、かなり衝撃を受けた。
タミちゃん、本当はかわいい女の子なのに…。
でも飼主彼は、きゅるんとしてる時よりむしろ、このだらしない感じが好きらしい。
なんだろう、他人に見せないだらしなさを見ることができた喜びなのか??
飼主的にはきゅるん顔もでろん顔も甲乙つけがたいかわいさ。
「本当は男好きするたぬき顔やで〜」
夏レプと、注射のその後のその後
完全に今さらの話だけど、行ってきました夏レプ。
前回の冬レプで初参戦して、めちゃくちゃ楽しかったものだから、今回も行かない手はないと思っていた。
爬虫類も哺乳類も両生類も鳥類も全部好きなものだから、(残念ながら虫類はいまいち)あそこにいると、何を飼おうかと夢が膨らみまくってしまう。
将来アメリカンな規模の大きな家に住んだら、大きなリクガメを歩かせたり、フクロウを飛ばせたりしたいなぁ。
とか思いながら、会場をぷらぷら。
途中、きなとさんに挨拶させていただいて、きなとさんのケージ紹介にがんもちゃんしらちゃんの写真があって、なんだかちょっと嬉しくなった。
それから、いたるところに赤ちゃんハリネズミがいるのを見て、あんまり小さいもんだから心配になったり、タミちゃんもこんな大きさだったんだなーと感慨にふけったりしていた。
それで、まぁ色々買ってしまったんだけれど、とりあえずタミちゃんへのおみやげとして、
①月夜野ファームのイエコオロギ。
大きいやつよりこっちのが静かだし扱いやすい。
タミちゃんはまだ少しずつしかあげていないけれど、なんとなく大きくて黒いコオロギよりも胃腸に優しそう、な気がする。
②紙の床材。
最近タミちゃんがペットシーツをガリガリして穴を開けることを覚えてしまったので、代わりにホリホリできる物を与えようということで。
砂は良くないという話もあるので、床材だったらどうかなーと思って買ってみた。
家に帰って、きなとさんのりんごハウスを使って、作ってみた、砂場ならぬ紙場。
トレーは無印のメイクボックス。
どうなんだろう…
よくわからないけど、ペットシーツホリホリはしなくなった。
朝になると、紙場に少なくとも入った形跡はある。
気に入ったのかどうかは不明。
そして、タミちゃんの体調について。
相変わらず、家での薬はあげないまま、様子をみている。
全体としては以前よりはましで、食欲も戻ったまま、体重も535gくらいをキープしている。
ただ、吐き気はなくならないし(思い切り吐くことはなくなったけど、口の中に戻している様子)、うんちも一部はぬるっとしている。
消化器系のどこかに、炎症か何かがあって、そう簡単に治らないものになってしまっているんだろう。
家で薬をあげていたときより落ち着いているので、今はこのまま様子を見て、また病院に行って、抗炎症剤を打ってもらって、という感じかなと思っている。
正直、他の獣医さんに診てもらいたいという気持ちはあるんだけれど、ハリネズミに強そうな病院が、もうかなり遠くにしかない。
今のタミちゃんに長時間移動のストレスをかけるのもなぁ…。
なので、このまま落ち着いているなら、引越し先で新しい獣医さんに診てもらおうかと思っている。
最近はあんまりストレスをかけないようにそっとしていたんだけれど、お盆休みということで久しぶりに触れ合った。
やや警戒しているけれど、やっぱりお腹マッサージは好きらしくて、裏返してマッサージすると、おとなしくなって寝てしまう。
嬉しい。
最後に、たまにはブロガーっぽい写真を撮ってみようと試みた写真。
粟の穂とタミちゃん。
「粟とか食べんし」とすたこら。
注射の、その後
タミちゃんが前回注射をされてから、5日間が経った。
実は、この4日間くらい、朝晩の飲み薬をあげていない。
こういうことを、飼い主の独断でするのは良くないのかもしれないけれど、どうしても飲み薬が効いていないように思えて、飲むのをやめて、注射だけで様子を見ることにした。
その結果、というかとりあえずの経過はというと、
食欲◎
もりもり。以前と同じ、エイトインワンとかハリセレとかを、残さず食べてくれる。体重も、540gと最高期と同じまでに増えた。
吐き気◯
一度、ほんの少しだけ吐いてしまったけれど、それ以外吐きそうな様子なし。
うんち△
7割方普通、3割がちょいゆるめか緑がかったもの。
そんな感じで、まあまあ悪くはないんだけど、前回も前々回も、注射の後7〜10日でまた吐き気が戻ってしまったので、油断はならない。
よくよくタミちゃんを見ておかなければ。
この間獣医さんに言われたことを書いた後、獣医さんを変えたらいいのでは、というアドバイスをいくつもいただいた。
書いてから気がついたけど、その獣医さんの発言は、ある意味すべてのハリ飼いにとって辛辣な内容で、だからハリ飼いとしてそれを聞いて腹が立ったりへこんだりする方が多かったかもしれない。
考えなしに書いてしまってすみません。
あと、タミちゃんのことを心配してくれて本当にありがとうございます。
私がどう思っているかというと、一番大事なのはタミちゃんが元気になるかどうか。
だから、多少嫌な思いをしたとしても、腕が確かだとすれば、通うのをやめようかとまでは思わない。
けど、まぁ、腕の次に大事なこととして、一緒になって原因考えてくれる、親身になってくれる獣医さんがいい。
原因がわからないとはっきり言うのは、多分お医者さんにとって言いづらいことで、わからないのにわかると言ってしまう人よりも正直な対応なんだと思う。
でも、なんて言うか…
要は、飼い主の気持ちを考えて欲しいというところで。
原因が特定できないまでも、タミちゃんがどうしたら良くなるかなぁと考える気持ちを、もう少し飼い主と共有してほしいんだけどな。
いずれにせよ、実は、あと数ヶ月で引っ越して、もっと都会に出るので、新しい獣医さんを探さなくてはいけない。
獣医さんの選択肢も増えるはず。
このままうまくしてタミちゃんが元気になって、優しい獣医さんにも会えますように。
信頼を取り戻すまではあんまり触れ合えないので、最近は、アクリル越しにタミちゃんを眺めて過ごしている。
頭丸めて寝てるのがかわいい。
順調とは言い切れない経過
ちゃんと情報発信しよう、と思ったばかりなのに、久しぶりの更新になってしまった。
なんかかんや忙しいのと、最近生活上の都合でパソコンに触れる機会が少ないもので・・・。
というのは言い訳です。反省。
それでタミちゃんはどうかというと、
体調は良くなったり悪くなったり、なんかもう判断がつかない目まぐるしさ。
時系列で書くと、
7月8日 病院。注射をぶすっとされる。飲み薬1週間分処方。
しばらく食欲旺盛、吐かないしいい感じに
7月13日〜また吐きはじめる
7月15日 また病院で注射をぶすっとされる。飲み薬2週間分処方。
ふたたびいい感じの生活、体重ももりもり増えていく
7月26日〜またちょいちょい吐いたりするように。
7月29日 病院へ。体重も増えているし、注射なし。飲み薬2週間分処方。
7月30日 また吐いてる。
7月31日 病院へ行って、もう一度注射をぶすっとお願いする。
↑今ここで、注射の効果を見守っているところ。
よくわからないのが、最初からずっと、毎日家での飲み薬は与え続けていて、これに吐き気止めも入っているはずなんだけれど、これを飲んでいても吐いている。
注射には吐き気止めは入っていなくて、それでも吐き気が止まっている、気がする。
注射には抗炎症剤が入っているようなので、もしかしたらそれの効果なのか?
うんちがわりと普通なので、胃とか食道とか上の方の消化器官が炎症を起こしているのか??
最近の疑惑はこんな感じで、でも原因はよくわからない。
獣医さんは、原因を追及しようとするのはやめた方がいいと言う。
ハリネズミ相手にできることは限られているし、体の負担が大きいことも多いし、
犬猫用の検査で正しく結果が出るとも限らないし、
原因が分かったとして対処がちゃんとできるかもわからないし。
飼主がかわいがっているつもりでも、環境がタミちゃんのストレスになって原因を生じていることもあるしね、と言われてしまった。
獣医さんは、本当のところハリネズミをペットとすることに反対なんだろうな。
わかるけど、話を聞くたびに少し落ち込む。
タミちゃんをのびのび育てることは、そんなに難しいことなのか・・・。
ちなみに毎回治療費2000円、注射をすると2800円、薬は1週間で3000円くらいするので、財政面のつらさも否めない。
というかペット保険に入っておけば良かった。
それから、タミちゃんの体調のほかにつらいのが、
毎朝晩まずい薬を飲ませるせいで、タミちゃんがすっかり飼主不信になっていること。
ワームをちらつかせてもおうちからなかなか出てきてくれない。
※ワーム画像注意
「タミちゃん、ワームだよ!」
「とか言って、どうせまたあのまずいのやん」
・・・。
こないだまでは呼んだら来てくれたのに・・・
お腹がすいたらスタンバイしててくれたのに。。
今まで頑張ってきたのがすっかり鬼畜みたいな扱いになってしまって本当に悲しい。
タミちゃんが圧倒的に嫌いなのは獣医さん(声が大きいしがしがし触るし注射まで打つ)なんだけれど、どうも飼主はその手下と認識されているらしい。
タミちゃん、どうか、どうか早く体調を治して、薬がいらない体になって、飼主にされた嫌なことを忘れてくれませんか。
「むっすー」
経過報告と感謝
新しい獣医さんにまた行ってきた。
10日で3回目、その度にあんまり良くなってないものだから、新しい抗生物質やら何やらを試されて。
獣医さんもよくわからないということばかりで、ハリネズミを飼うのはこんなに大変なことだったのか、私の決意は甘かったのか、このままタミちゃんにもしものことがあったら…なんて考え出していた。
飼主の焦る様子を近くで見ていた飼主彼やら友人やらも、何かあったらどう励まそうか、なんてことまで考えていたらしい。
ところが、3度目の正直というやつで、3度目の注射(一気に3本)をくらったすぐ後、突然タミちゃんに食欲が戻ってきた。
モンプチってやつめっちゃうまいやーん!ってなったと思ったら、最近見向きもしなかったハリフードにも口をつけるようになった。
獣医さんと相談して、ワームが大好きなら少しずつあげてみよう、と話していたので、ワームの頭をちょん切って、残りを八つ裂きにしたもの(スプラッタごめんなさい)をフードに混ぜ混ぜしてあげると、さらにたべるようになった。
ドキドキしながらその後を見守っていたけれど、心配だった嘔吐もしない。
うんぴはちょいゆるかったりするけれど、それでも前よりかなりまし。
3日ほど様子をみていたら、470くらいまで落ち込んだ体重も、490まで戻ってきた。
なんだか知らないけど効いたんだ…!
原因も突き止められず、試し試しやっていく対処療法には正直無謀なものを感じていたんだけど、それでもどうやら効いたらしい。
薬ってすごい。
タミちゃんはハリをたてまくって防御したのに逆に注射をさされまくってかなり心が折れた様子だったけれど、それも日が経つに連れて少しずつ忘れてきたかな。
注射直後、お尻の注射跡から出た血が痛々しいタミちゃん。
心なしかぼんやりしている。。
タミちゃんの食べ物などに助言をくださった皆様、応援してくださった皆様、本当に本当にありがとうございました。
色々勉強してからタミちゃんを飼ったつもりでしたが、いざタミちゃんの具合が悪くなるとどんな食べ物が良いのかまったくわからず、皆様の情報があってものすごく助かりました。
気持ち的にも、エキゾの難しさにぶち当たってへこんでいるところがあったので、応援していただけたことですごく救われました。
同時に、ハリネズミのような情報の少ない動物を飼うにあたって、こうした情報交換がいかにありがたいものかを実感しました。
私からの情報発信は大してできていないのですが、これからも少しずつでもタミちゃんの情報を載せていこうと思います。
ということで、
<各食べ物に対するタミちゃんの注射前〜現在の反応>
ヤギミルク:大好き。ただ、量を飲むとお腹がゆるくなる。乳をかためたみたいなくっさーいうんぴが出る。飲ませるならほんの少しずつ。バナナとか果物をつぶして少しまぜたらこれも食べた。
チューブダイエット:ヤギミルクと心無しか匂いが似ている?ヤギミルクよりもさらに喜ぶ。お腹が緩くなるかはよくわからないけれど、匂いと見た目が似ているのでちょっと慎重に与えている。食欲は出てきたので、ほんの少しずつでも十分そう。
ヒルズad缶:少しずつお試し中。喜んで食べる。
モンプチ七面鳥:最初にすごい食いついたのはこれだった。滑らかなので、水で溶いて「モンプチ水」なるものを作ってあげている。かなり喜ぶ。
ささみとか肉類:注射前のタミちゃんはまったく反応しなかった。食欲戻った後はまだ試しておらず。。
ワーム:常に心の恋人。注射前は食べると吐いていたのでやめていたけれど、最近は食べても吐かなくなってきたので、上記の通り八裂きにして与えている。心の満足になっている様子。
ハリフードとキャットフード:ふやかしたうえで柔らかめにほぐしてあげている。以前程ではないけれど食べるようになってきた。ワームをまぜたりヤギミルクやチューブダイエットを混ぜたりすると、夜の間に7、8割方食べてくれるように。これらを混ぜると、むしろここのところ飽きのきていたハリセレなんかも食べる。相変わらずキャットフードの方が好きだけど。
コオロギ:ずっとお休みしていたけれど、柔らかくて高脂肪の食べ物ばかりで虫歯が心配になってきたので、久しぶりにあげてみたら結構興奮。頭と固そうな足はもぎとっておいた。これも吐いていないので安心。
その他:スパイクスミーの缶、乳酸菌、ヘッジホッグブースターも買ったけれどまだ試しておらず。タミちゃんの食べ物が一気に増えすぎて飼主の対応が間に合っていない。。
<コストについて>
ひとつめの獣医さん
→レントゲン検査、エコー、腸内細菌などの薬で8500円。
薬だけだと2000円くらい。
ふたつめの獣医さん
→初診はレントゲン、うんぴ細菌検査、注射、1週間の薬で1万2000。
その後は注射と1週間分の薬で1回6500円くらい。
詳細な情報でなくてごめんなさい。
最後に夏らしく振る舞うようになってきたタミちゃんの様子。
暑いと色々あるどこにも入らず野良寝しがち。
きなとさんのりんごのおうちも、涼しいということを理解してきた様子。