コオロギ玉
ややエグ画像注意。
週末だしケージでも掃除するかー!
ってことでタミちゃんは体重測定の後、体重測定ボックスごとサークルの中にしまわれた。
上から見るとなんて美しい雫型。
せっかくなので外を好きになってもらおうと思い、ワームさんをサークル内の紙コップに入れる。
とても近くに大好きな人がいるというのに、タミちゃんはあんまり気付かない。
そこで紙コップを倒してみると、うるうるした目でこちらを見つめてくる。
…まさか…?
そのまさかで、タミちゃんは体重測定ボックスからひとりで出られなくなっていた。
前出てたのになんで?
子どもゆえの怖いもの知らずさがなくなったのか?
それよりもっと濃厚な可能性として肥えすぎてお尻が重いのか…??
驚愕しつつボックスから出してあげると、狂喜してワームをむさぼりなさるタミちゃん。
続いて、月夜野ファームさんのコオロギが美味しそうにピョンピョンしていたのでこれも与えると、むしゃむしゃと美味しそうに食べる。
そこはやっぱりコオロギとワームの実力の違いで、ワームのときほど狂喜はしない。でも喜ぶ。
むしゃむしゃし終わった後、タミちゃんの口からコロンと何かが出てきた。
コロン。
なんだこれは?と近くでよく見ると、かつてコオロギであったことを思わせる形状が見て取れた。
これは…
コオロギ玉だ…!!
かわいい顔してなんてエグいもの作るんだろう。
そしてこれを見てもたいして動じない自分、なんて虫に対する感覚が鈍磨しているんだ。
ちょっと前までコオロギあげるなんてキャー!って言ってたのになぁ。
虫さんみんな、タミちゃんの心身の栄養になってくれて感謝。