タミちゃん整腸中
全体的にうんぴの話なので注意。
ハリ飼いの朝はうんぴチェックからはじまる。
量とか色とか形状とかを確認する。
ハリネズミのうんぴはうさぎさんみたいなコロコロじゃなくてなんか人間的なやつで、色んなバージョンがある。
いい感じのがたくさん出てると満足感がある。
たまにすごい長い!とか妙な感動があったりする。
なんでそこに?とかもある。
(不思議うんぴ写真はコレクション中なのでそのうち公開予定)
で、基本的には快便神に微笑まれているタミちゃんなのだけれど、最近ちょっと緩いかな?とか、緑がかっているかな?とかいうことが増えていた。
この間獣医さんに行ったときに、ついでにその相談をすると、お薬をくれた。
お薬の内容物は、
①腸の内壁を保護するやつ
②善玉菌的なやつ
③うんぴの水分を吸収するやつ
で、これを混ぜ合わせたものをお湯でといて注射器で口に含ませる。
「美味しくないから飲まないけど、口の周りについたらなめるからok」とのことだった。
そこで、ある緩めの日のタミちゃんをつかまえて実践してみた。
オオサンショウウオとたわむれているところなんだけど、いらっしゃいな。
「む?」
「ごはんか…?」
こちらお薬と注射器。
写真逆でごめんなさい。
抱っこして注射器を口のあたりに向けると、なんと食らいついてくるタミちゃん。
ちゅっと押してみると、なんということでしょう、完全にゴクゴク飲んでいる。
もう一度ちゅっと。ゴクゴク。「ごはんじゃないんかい」と文句を言いながらも完食。
昔飼っていた犬は、エサに混ぜ込まなきゃ絶対薬をのまなかった。
動物が自らすすんで美味しくない薬を飲むなんてことないかと思ってた。
だって獣医さんも飲まないって言ってたし。
薬、泥みたいな色してたし…。
これを飲むのは、薬が体にいいとわかっている賢い子か、飼主に全幅の信頼を置いている子か、なんでもとりあえず食べてみような食欲大魔神おでぶかのどれかなんだろう。
タミちゃんがどれなのかは、まぁわかりきっているんだけど、それはともかく、薬をいつでも飲んでもらえるのは良いことだ。
おなかよくなーれ。