生誕半年祭
5月21日は、タミちゃん生誕から6ヶ月の日だった。
おめでたいことで。
半年しか生きていないけど、すっかりむっちり大人のタミちゃん。
小さいものはかわいく感じるものだというけれど、タミちゃんが大きくなればなるほどかわいく思えるのはなんでなんだろう。
先日静岡市の日本平動物園でハリさん2匹に会って、とってもかわいいけれどうちの子の方が大きくてガングロでかわいいわね、とか思っている親バカ飼主がいた。
我が子については、でぶかわいい理論が小さいかわいい理論に優先するのか??
さて現在のタミちゃん、500グラムを軽く超え、よく食べて、気分が乗る日はよく走る。
偏食しない、ごはんお残ししない。
ダニ治療が終わったと思ったら再発していたので、先週また獣医さんに行ったけれど、それは心配なんだけれど、その点以外は本当に順調に育ってくれている。
このまま元気でいてくれるとよい。
願わくば獣医さんに連れて行った後にそのことを早く忘れてくれるようになると、なおよい。
タミちゃんおめでとう写真を撮ろうとしたらぶれた。
かわいさはわかるからまぁいっか…
タミちゃん初めての初夏に向けて
季節が変わり、段々と暖かく、さらに段々と暑くなってきた。
今年の1月にタミちゃんが来たということは、今年経験する季節は全てタミちゃんと迎える初めての季節ということで。
そんなわけで、飼主は、タミちゃんを見て初夏の予感を感じている。
「ねえ、寝袋ってもふもふしてるよね…」
「全身中にいるとちょっとね…」
「もう寝袋とかいらんし」
サーモスタットの設定は2、3度下げたものの、やはりお暑い様子でいる。
寝袋の中の布を引っ張り出してしまって、奥に入れないことに怒っていたりはするけれども、でもやっぱり寝袋の奥にずっといたい感じではないらしい。
こんな感じなのでそろそろ対策を考えなければならない。
これからの季節、タミちゃんには何が必要なんだろう?
涼しげな板とか、陶器の蚊取り線香入れとか、そんなものだろうか。
蚊取り線香入れの中にこのでっかいタミちゃんは入るのか…?
うまいこと入ったら超かわいいだろうから、ものの試しで買ってみようかしら。
目指せ巨大ハリ
昨日の夜、ベッドからタミちゃんを見ていて思った。
なんかでっかい。
(水飲み中。めっちゃゴキュゴキュいってる)
それでなんとなく昔の写真を見返してみた。
こちらが1月のタミちゃん。
なんてか弱そうだこと…!
今のタミちゃんのむっちり安定感に比べると、小鹿ちゃんのような頼りなさ。
見た感じ倍はありそうだな、と思って測ると、本日510gだった。
うちに来たときは300くらいだったから、倍はいかないまでも、まー見事な膨らみぶり。
ブリーダーさんには親が大きいから500くらいはいくかもと言われていたけれど、生後半年も経ずして軽く突破とは。
もし肥満でなく健康体でいられるのなら、もうもりもり1㎏くらいになってほしいんだけど、さすがにそれは生物的に無理なんだろうか…?
人間でいうと、女子バレーの選手みたいな、大きくて健康で乙女な女子になってほしい。
筋トレに励んでもらえばいいのかしら。
「きんとれ…?」
お留守番効果
GWは、タミちゃんに2泊のお留守番を2回させながら無事に終わった。
明日から平日だなんて飼主はとても悲しい。
でもタミちゃんを毎日ちゃんと見て安心できるところは日常の良さか。
やっぱり悲しいけど。
そのタミちゃん、飼主が旅行から帰ると、珍しく寝袋に逃げ帰らず、ごはん置き場でスタンバイをした。
よっぽどお腹が空いていたのね、と申し訳ないような嬉しいような気持ちでいそいそとコオロギを差し出すとまぁいい勢いで食べる。
ごはんくれないとか虐待や!ネグレクトやで!みたいな主張をしている様子。
いやでも冷静に考えれば結構な量のフードを置いていったと思うよ。
しかし当然のようにエサ皿はからっぽ、床にわずかにエサらしき粉が落ちているのみ。
世の中には偏食のハリさんが多いというのに、おそらくタミちゃんは早めに4日分くらいのごはんを食べ尽くしていたんだろう。
いったいどれだけ置いておいたら満足されるんだ、と思いつつ、フードも準備して差し上げた。
お留守番を終えたタミちゃんは、こんな感じの半野良寝にとどまらず
こんな思いっきり野良寝を、明るい中披露するようになっていた。
「はよ柔らかごはん出せ」
なんか前よりリラックスしてる…
しかもハリあんまり立てなくなってるし…
そんなに飼主がいない家はストレスフリーな癒し空間だったのか…?
飼主にとってはとても複雑だけれど、どうもお留守番の時間はタミちゃんにとってなかなか悪くないものらしい。
次回は2泊で5日分くらいのごはんを置いていけば言うことなしってところかな。
「ワームは多めにね」
未知への挑戦(2泊のお留守番)
結局タミちゃんに給水ボトルの意味はわからなかったらしい。
こんな細長いもの(ボトルの水が出る銀色の部分)、かむ以外ないだろうという発想らしく、どんなに美味しそうな味付けをしておいても、なめずにかむばかりだったので、飼主は諦めた。
そこで次に試したのが、コメント欄で教えていただいた小鳥用の陶器の水入れ。
重みがあって(水をマックスで入れると360g)倒しにくい。
さっそくAmazonで買って、届いて、試してみたところ、これがとてもいい。
理系の脳味噌をまったく持たない飼主は、これ口の上まで水入れたらどっばー溢れるんじゃ…?とか思っていたんだけど、なんかちゃんと溢れないようにできている。
なんの作用かよくわかんないけど、まぁそうだよね。
そんなわけでお水をいっぱい入れて置いておける。
倒しにくいようにすみっこにセット。
※バーコードが剥がれにくくて放置
わくわくしながらタミちゃんの様子を見ていると、とりあえず皿のふち部分をかんでガタガタいわせている。
その手続はどの皿でも欠かせないのか…
かんだ結果、口にビタミン水がついていることに気づいたらしく、「この出っ張ってるとこに口入れたら水飲めるじゃん、天才か」と上手に水を飲みだした。
1、2日するとほとんど皿のふちをかむくだりもなく飲むようになった。
よしよし、これでお水の心配もなくなった。
お水問題がどうにかなったので、飼主はGWらしく旅行に行くことにした。
昼前にブランチとしてふやかしフードを与えた後、お留守番セットを設置しておく。
右からお水(満タン)、ワーム数匹、ドライフード(わりと柔らかめのフードをはさみでかなり細かく砕いている)に瀕死のコオロギトッピング。
48時間強の食事としては充分な量があるはずだけれど、何か事故が起きませんように…。
では行ってくるけれど、ちゃんと食べるんだよ、水分もとってね。
「うぃー(尻)」
と、ちょっとそわそわするけど家を出て、ただいま新幹線。
落ち着かなくて早めに帰ってきてしまいそうな予感。
多分、帰ってきたらいつもみたく「ちっ帰ってきたのか」って顔されるんだろうけど。
最後に、水入れを教えてくださったお二方、本当にありがとうございました!
おかげさまでGWを満喫できそうです。
今後ともよろしくお願いしますm(__)m
タミちゃん整腸中
全体的にうんぴの話なので注意。
ハリ飼いの朝はうんぴチェックからはじまる。
量とか色とか形状とかを確認する。
ハリネズミのうんぴはうさぎさんみたいなコロコロじゃなくてなんか人間的なやつで、色んなバージョンがある。
いい感じのがたくさん出てると満足感がある。
たまにすごい長い!とか妙な感動があったりする。
なんでそこに?とかもある。
(不思議うんぴ写真はコレクション中なのでそのうち公開予定)
で、基本的には快便神に微笑まれているタミちゃんなのだけれど、最近ちょっと緩いかな?とか、緑がかっているかな?とかいうことが増えていた。
この間獣医さんに行ったときに、ついでにその相談をすると、お薬をくれた。
お薬の内容物は、
①腸の内壁を保護するやつ
②善玉菌的なやつ
③うんぴの水分を吸収するやつ
で、これを混ぜ合わせたものをお湯でといて注射器で口に含ませる。
「美味しくないから飲まないけど、口の周りについたらなめるからok」とのことだった。
そこで、ある緩めの日のタミちゃんをつかまえて実践してみた。
オオサンショウウオとたわむれているところなんだけど、いらっしゃいな。
「む?」
「ごはんか…?」
こちらお薬と注射器。
写真逆でごめんなさい。
抱っこして注射器を口のあたりに向けると、なんと食らいついてくるタミちゃん。
ちゅっと押してみると、なんということでしょう、完全にゴクゴク飲んでいる。
もう一度ちゅっと。ゴクゴク。「ごはんじゃないんかい」と文句を言いながらも完食。
昔飼っていた犬は、エサに混ぜ込まなきゃ絶対薬をのまなかった。
動物が自らすすんで美味しくない薬を飲むなんてことないかと思ってた。
だって獣医さんも飲まないって言ってたし。
薬、泥みたいな色してたし…。
これを飲むのは、薬が体にいいとわかっている賢い子か、飼主に全幅の信頼を置いている子か、なんでもとりあえず食べてみような食欲大魔神おでぶかのどれかなんだろう。
タミちゃんがどれなのかは、まぁわかりきっているんだけど、それはともかく、薬をいつでも飲んでもらえるのは良いことだ。
おなかよくなーれ。
ミッション・給水ボトル
久しぶりになってしまったタミちゃんの近況。
気がつけば暖かくなってタミちゃんのための暖房いらずの季節に。
そしていよいよGWが近づいてきた。
今年の飼主のGWはありがたいことにやたらと長い。
できれば2泊の旅行にふたつほど行きたい。
しかしそのためには、タミちゃんの留守番能力を高めなければならない。
ドライフードはかなり細かくすれば一応食べられるということがわかっているのだけれど、問題はお水で、
タミちゃんはいつも水皿に入れた水を半分以上こぼす。
お約束のように毎晩こぼす。
よく観察していると、とりあえず前足を引っかけて「ていっ」と水皿を揺らして、こぼして、少なくしてから「よし」と飲み始める。
そんな調子で湿度は十分に保たれているわけだけど、これをされては2日もタミちゃんを放っておくことができない。
タミちゃんがカピカピになってしまう。
そこで飼主は給水ボトルを投入することにした。
とりあえずケージに設置してみる。
タミちゃんの興味をひけるかな?とハリネズミ用のビタミンも入れてみた。
タミちゃんはおそるおそる近づいて、したたる水にいったんふしゅり、鼻についた水をぺろり。
「なんだこれは・・・!?」
「知らない味ー!!」
「あんてぃんぐじゃー!!」
その後はボトルには目もくれず、ペットシーツにしみこんだビタミン水を飲もうと必死に床にかみついて、かみついて、諦めて寝た。
飼主の味付き水で気を引く作戦失敗に終わる・・・。
GWまであと1週間。ミッション成功なるか。